大分市にある靴のカガシヤ(株式会社カガシヤ)さまは、平成28年で創業80周年を迎えられた老舗靴店様です。
大分市内に全12店舗を展開されており、常に新鮮な商品と豊富な品揃え、暖かい接客、居心地のいい環境でお客様に満足していただける専門店を目指されています。
今回は、アプリ運用を担当されている常務取締役の星野さまにお話をお伺いしました。
常務取締役 星野さま
アプリ導入のきっかけや目的、解決したかった課題について教えてください。
星野さま:
当初は店舗で使っていたポイントカードをアプリで電子化したいというのが主な目的でした。
というのも、カードだと店頭でお配りした後は、実際どんな方が会員になってくれているのか、リピーターがどれくらいいるのか、などの具体的な数値の把握ができず、顧客分析がなかなかできませんでした。
アプリだと管理画面からニュースの開封率や顧客の属性などがすぐに分かるので、そういった点がとても役立っています。
これまではどちらかというと新規顧客の方が多かったのでしょうか?
星野さま:
先ほどお話しした通り、実際のデータはないので店頭に立っている時の感覚値ではありますが、リピーター8割、新規2割という感じだと思います。
また弊社の顧客は女性の、主に30代~40代のお客様が多く、また、そういった方々以外のもっと若い年代の人たちにもお店に来ていただいて、将来的にロイヤルカスタマーになっていただく方法はないかと思っていたところ、弊社のIT顧問からGMOおみせアプリをご紹介いただき、アプリの導入を検討し始めました。
アプリを導入する前に、不安に感じたことや心配だったことはありますか?
星野さま:
店舗のスタッフの中には、まだあまりアプリなどに詳しくないスタッフもいるので、店舗での運用面での心配はありました。
ただ、これからの時代はどうしても必要な部分も出てくるので、スタッフが苦手意識を解消できるように、今後は社員教育にも力を入れていきたいと思っています。
アプリを導入される前に、他の媒体や他社と比較検討はされていましたか?
星野さま:
はい、LINE@や他のアプリと比較検討は行いました。
そのなかでIT補助金が活用でき、経費を押さえられて、ランニングコストが低いのが魅力でした。
また、店舗で使用するにあたり必要と思われる機能が全て網羅されていたというのもGMOおみせアプリを選んだ理由の1つでした
アプリを導入される前はどういった媒体で販促をされていましたか?
星野さま:
主に新聞の折り込みチラシなどを活用していました。
ですが、今の時代、新聞を取って読んでいる人も少なくなってきていますし、新聞を読んでいる年代層は高めだと思います。
弊社で集客したい20代~40代の方の場合は、新聞よりもアプリなどの方が見てもらえる人が多いのかなと思います。
現在1900ダウンロードに迫る勢いですが、2019年2月に導入を開始され、3月に一気にDL数が増えていますね。
星野さま:
3月~4月はお買い物需要が増えるシーズンでもありますので、その時期に来店いただいた方にお声がけをしてアプリを入れていただいたためだと思います。
以前のポイントカードから切り替えてもらうために何かお店で行ったことはありますか?
星野さま:
主に店頭でスタッフがお客様に切り替えについてお声がけをし、アプリをダウンロードすると500円割引のクーポンが発行されることも伝えながら切り替えていただきました。
カガシヤ様はウェブサイトにもアプリについてのお知らせを掲載されていますね。
星野さま:
はい、SNSはそれ以外にもFacebookやインスタでもアプリについて告知をしています。
SNSは以前から活用されていらっしゃるのでしょうか?
星野さま:
SNSの運用はほかのスタッフが行っているため、なかなか頻度を増やすことがまだ出来ていないのが現状です。アプリとあわせて活用していきたいと思っています。
現在11店舗でアプリを利用いただいていますが、どのように運用されているのでしょうか。
星野さま:
本部で取りまとめてニュース配信やクーポン配信を行っています。
基本的には私が担当としてニュース配信などを行っており、今のところ問題なく便利に使えています。
アプリの機能の中で、特に役立っていると感じる機能を教えてください。
星野さま:
ニュース配信のスピード感が良いです。
またアプリの管理画面からダウンロード数やニュース開封数、クーポン使用数などがつぶさに確認できるところが便利だと思います。
活用されている中で効果や手ごたえを感じたエピソードはありますか?
星野さま:
販促をする上で今まで不得手としていた10-20代にも情報発信することができているところです。
管理画面での数値だとDL数全体の24%程度になります。
それはすごいですね!ロイヤルカスタマー化を目標とされていますが、リピーターは増えてきている感じはありますか?
星野さま:
実感としてはまだまだというところもありますが、店舗スタッフからアプリを提示してくれるお客様が増えてきているという声も上がってきていますので、認知度は徐々に高まってきている印象はあります。
今後の課題や目標などを教えてください。また、アプリの導入を検討されている方へのアドバイスもお願い致します。
星野さま:
できればニュースの開封率は4人に1人くらい、25%を目標にしていきたいと思っています。
また、2年以内に1万件のダウンロードを目指しています。それくらいの母数があれば、ニュースやクーポン配信などの効果ももっと出てくると思います。
検討されている方へのアドバイスとしては、アプリを有効活用するには、例えば週1回ニュースを配信するなどコンスタントに情報を配信し続ける事がとても重要だと思います。
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