玉の浦ゴルフ練習場さまは、1969年から広島県尾道市にある24時間営業のゴルフ練習場です。3フロア87打席と、150台の駐車場完備、また、初心者から上級者まで個別のレッスンができるブリヂストンゴルフアカデミーのレッスンも開催しており、いつでも自分に合った練習方法を選ぶことができます。
このたび、ボール貸出機を利用する際のプリペイドカードの代替としてGMOおみせアプリを導入いただきました。無人貸出機にアプリの会員証をかざすと認証され、利用する仕組みです。
また、その際に自動的にスタンプが付与されるしくみです。今回はアプリ導入前の課題やこれからの目標などについて、ご担当の転堂さまにお話をお聞きしました。
※玉の浦ゴルフ練習場さまは、ボール貸出、回収、送球のすべてのシステムを供給している喜和産業株式会社さまのご紹介によりGMOおみせアプリをご導入いただきました。ご紹介元の喜和産業株式会社さまのコメントも文末でご紹介しています。
プリペイドカードの代替策とお客様への告知
- 機器のメンテナンスとセキュリティ面の強化
- お客様へお知らせを確実に届ける方法がない
- プリペイドカードは紛失時の再発行ができない
電子チケットとボール貸出機との連携
- チケット機能とボール貸出機が連携し自動利用できる
- スタンプやクーポンなどの販促機能
- お取引先からのご紹介
これから他施設でもアプリのチケットがもっと浸透してほしい
- お客様がスムーズにアプリを使ってボール貸出機を利用している
- アプリの通知を通してお客様との距離を縮めていきたい
- 当日利用可能なクーポンを活用していく予定
導入前の課題:お客様へのお知らせの告知方法と貸出機のメンテナンス
アプリ導入前に解決したかった課題やきっかけについて教えてください。
転堂さま:ボール貸出機ではプリペイドカードを利用していました。しかし機器のメンテナンスが多く、カードに本人確認などのセキュリティ対策を施すことが難しいことを課題と感じていました。
また、臨時休業などのお知らせを確実にお客様に届ける手段がないことも課題でした。そんな中で、当練習場のボール貸出、回収、送球のすべてのシステムをお願いしている喜和産業さまからアプリをご提案いただきました。
アプリならお客様のスマートフォンがないと利用できないので紛失や盗難、不正利用等の面で安心、という面はありますね。
お聞きした課題を解決するツールには様々なものがありますが、中でもアプリを選んだ理由を教えてください。
転堂さま:これからはスマートフォン1つあれば何でもできる時代だと感じており、様々な場面でアプリを利用しているケースを目にする機会が多くなりました。そんな中で喜和産業さまからGMOおみせアプリをご紹介いただきました。
アプリの導入前はどういった媒体で販促やお知らせをされていましたか?
転堂さま:ボール貸出機へのPOP貼り付けやホームページ、SNSでの告知を行っていました。
これまで販促の効果測定はどのような形でされていたのでしょうか?
転堂さま:売上データや来場者数で測定を行っていました。
選んだ理由:搭載している機能が施設の運営方法とマッチしていた
GMOおみせアプリを選んでいただいた理由について教えてください。
転堂さま:ボールの貸し出しのためのチケットとして利用ができることと、スタンプやクーポン、誕生日チケットなどの販促機能があることが決めた理由の1つです。
また、チケット の購入データを管理できるため、プリペイドカードのように紛失時の再発行ができない、などの問題が起こりにくいのも大きな理由です。
現在、店舗などでアプリユーザーを増やすために行われていることはありますか?
転堂さま:導入前は高齢のお客様に受け入れられるのかが不安でしたが、ホームページや貸出機へのお知らせの掲示、フロントでの告知、清掃時に名刺サイズのチラシの配布などを行っています。
導入後の成果・展望:アプリのお知らせを通して、お客様との距離を縮めていきたい
これから特に活用される予定の機能はありますか?
転堂さま:当日利用できるクーポンを活用して、アプリの利用を促進していきたいです。
今後アプリを通して実現したいこと、達成したいことはなんですか?
転堂さま:他のゴルフ練習場やスポーツ施設など、チケットを利用する施設にどんどん広まって、アプリの利用が当たり前になるといいですね。
現時点で効果を感じていることや印象的なエピソードはありますか?
尾道市のDX推進のご支援をいただいて導入したこともあり、今後のデジタル化へ向けて踏み出したことに、業種を問わず様々な業界の方からご関心を持っていただいています。
スタッフの皆様からのアプリに関するご感想やお声などがありましたらお聞かせください。
新しいことや最先端の取り組みに携われことに、前向きに取り組んでくれていると感じています。
最後に、アプリ導入を検討されている方に率直なメッセージをお願いできますか?
転堂さま:全部の機種、OSが対応しているわけではない(※)ので、対応していないスマホをお持ちのお客様がサービスを受けられない、という不公平な状況が起きないような対応は必要になってくると思います。
転堂さま、ご回答ありがとうございました。
(※)事務局より:アプリのセキュリティアップデートにより、旧OSに対応していない場合があります。
GMOおみせアプリパートナー企業 喜和産業株式会社 ご担当者様インタビュー
なぜGMOおみせアプリを連携先のシステムとして採用されたのでしょうか?
喜和産業㈱安岡さま:お客様からアプリを使ってボール貸出機でセルフ利用できないかとの依頼がありました。お客様が採用されていたアプリメーカーに相談しましたが、実現できませんでした。
そこで貴社に相談させて頂いたところ、担当の方に真摯にご対応頂け、連携可能APIも豊富でさらに開発もしていただけるとの事で依頼させて頂きました。
実際に連携したサービスをご覧になってのご感想はいかがでしょうか?
喜和産業㈱安岡さま:お客様が実際にチケットをボール貸出機でご利用頂いている姿を見て感動しました。
また、今まで同種のプリペイドカードを敬遠されていたお客様が、アプリをインストールしてチケットをご購入頂けているとの声をお聞きして、今後さらに期待が持てると改めて思いました。
チケットと連動して来場スタンプも自動で付与する事で来店履歴も取得できて的確なニュース配信、クーポン、チケット配信が行えるのも魅力的と考えております。
喜和産業さま、ご回答ありがとうございました。
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