株式会社クロエさまは、北海道浜中町で温泉施設「霧多布温泉ゆうゆ」を運営されている企業です。太平洋にのびる霧多布岬・アゼチの岬、霧多布湿原などに囲まれた温泉施設です。
このたび、GMOおみせアプリにてスタンプカードの電子化とそれに伴う電子データによる顧客管理とクーポンを使ったお客様へのセール等の告知を目的として「霧多布温泉ゆうゆ」公式アプリを制作されました。
今回はアプリ導入前の課題やこれからの目標などについてご担当の箱石さまに話をお聞きしました。
業務効率改善と顧客管理を同時に行いたい
- 紙のスタンプカードの発行コスト削減
- 顧客管理の電子化と効率的な販促
- イベントや休館のお知らせを発信しやすくしたい
機能が充実しつつコストも安価
- 搭載機能が自社に必要なものだった
- 導入、運用コストが想定とマッチしていた
- 豊富な機能の中から必要なものだけ選ぶことができた
取得した顧客情報を施策に活用
- 顧客属性に合ったクーポンを配信
- 毎日開催中のイベントの告知をニュース配信
- アプリ限定特典を付与し会員数増加の取り組み中
導入前の課題:紙のスタンプカードの発行コストと顧客管理
アプリ導入前に解決したかった課題やきっかけについて教えてください
箱石さま:これまで紙のスタンプカードを運用していましたが、スタンプカードの発行コストを削減したいと思ったのがきっかけです。
また、これまでは顧客管理ができておらず、紙のスタンプカードだけだと顧客管理を効率的に行えないと思い、電子化したかったというのも理由のひとつです。
ほかにも、イベントなどのお知らせや臨時休館する際のお知らせを迅速によく来てくださるお客様に発信できるようにしたかったといった点もあります。
販促面だと、クーポンも以前まで紙で発行していましたが、今後はアプリでお客様ごとのニーズに合わせたクーポンを発行し、リピート来店に繋げていきたいと考えました。
これまでは集客・販促にどのような方法、媒体を活用していましたか?
箱石さま:これまでは紙のスタンプカードを活用していました。イベント日を設定していて、その日のご来店でスタンプ2倍付与や、施設内にあるレストランでクリスマスやお正月などのシーズナルイベントに限定のメニューを提供するなどしていました。それらのイベントのお知らせは紙のチラシを印刷し町内に配って告知をしていました。
選んだ理由:機能が充実し導入しやすいコストのGMOおみせアプリ
お聞きした課題を解決するツールには様々なものがありますが、中でもアプリを選んだ理由を教えてください
箱石さま:今、様々な業種でアプリを運用する企業が増えてきているなかで、私自身も飲食店などでよくアプリ導入のお知らせなどを見る機会がありました。自社でも独自のアプリを作ったらいいのではないかと思い、アプリを検討し、選びました。
独自のアプリなら、お客様側も管理がシンプルで使いやすいとも思いました。
GMOおみせアプリを選んでいただいた理由について教えてください
箱石さま:最初は社長からGMOおみせアプリの名前を聞いたのがきっかけです。社長が知り合いの方から教えてもらったとのことで、そこから私もネットなどで調べ、話を聞いてみよう、となりました。
他にも、もう一社アプリ制作会社をリサーチし比較検討を行いましたが、月々にかかるコスト面と、搭載されている機能がマッチしたためGMOおみせアプリを選択しました。
導入後の成果・展望:顧客属性に合ったクーポン配信と毎日のお知らせ配信で集客実施
アプリ運用前に準備されていたことはありますか?
箱石さま:アプリが納品されてから運用開始まで2カ月の期間を設けました。この間に従業員がアプリを使った運用に慣れてもらうこと、運用マニュアルや館内に置くPOPを制作するといった準備を行いました。
この準備期間を取ったことでスムーズに運用を開始できたと思います。
特に活用したいアプリ機能はどんな機能ですか?
箱石さま:現在、スタンプカードはもちろんですが、ニュース配信機能とクーポンを活用しています。当館ではイベントを毎日開催しているので、お知らせの配信を毎日開館の時間に合わせて配信しています。
クーポンは、ご家族連れのお客様で誕生日のお子様がいらっしゃる場合はパフェ無料、などのクーポンを配信しています。最近はお子様を連れてご家族で来館される方も多く、アプリで顧客管理ができるからこそ、お客様の属性に合ったクーポン配信ができていると思います。
店頭でアプリユーザーを増やすために実施していることはありますか?
箱石さま:店内にアプリダウンロードを促すPOPを設置する他に、入浴だけではなく館内のレストランでお食事をしていただくとアプリ限定でポイントが付与されるようなお得な仕組みを導入し、お客様にダウンロードをしてもらえるような取り組みをしています。
アプリを活用してこれから達成していきたいゴールを教えてください
箱石さま:アプリ運用を始めて数ヶ月ですが、現在ニュース開封率が30%程度となっており、今後はニュース開封率を更に上げていきたいです。
数値以外の部分ですと、たくさんのお客様に便利なアプリを使っていただきたいと思っています。
アプリ導入を検討されている方に率直なメッセージをお願いできますか?
箱石さま:GMOおみせアプリは月々のランニングコストが多くかからないところがすごく良いと思っています。自分たちに必要な機能が選べて余分な機能を外すこともできるので、お客様にも分かりやすくシンプルなアプリを作ることができます。
単純な機能だけでも十分運用できますし、機能を豊富に搭載したい方は搭載することもできる、そういった選択の幅がこのコスト感でできてしまうというのは魅力的な部分だと思っています。
箱石さま、ありがとうございました。
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