ニュース開封率やリピート率の大幅改善を実現｜株式会社あさひや

本社を滋賀県近江八幡市に構える株式会社あさひや（ASAHIYA GROUP）さまは、地域に根ざした企業活動を展開し、心地よさと高品質、自分自身を豊かにするスタイルの追求に努めています。
アパレルショップFIRST・two FIRSTを展開しており、ネットショップでも販売を行っています。サステナブルなライフスタイルの提案とSDGsの理念に基づく環境にやさしい持続可能な素材を採用した商品づくりで、高く評価されています。

GMOおみせアプリを活用した施策について

成果を出すために、どのような機能を活用していますか？

勝居さま：

よく使っているのはニュース機能です。
これまで利用していた情報配信ツールは従量課金制で配信数に制限があったため、自由に配信することができませんでした。アプリのニュース配信だと、そのお店だけの情報をお客様に直接届けることができるので、情報が前よりも埋もれにくくなったのではと思います。

また、ポイント機能も活用しています。
以前はリライト式のポイントカードを使用していました。何百枚と発注して各店舗に配布していたため、管理や発行コストの負担が大きかったです。カードの持ち忘れによるお客様のポイント取得の機会損失や、カード紛失時に再発行の手数料がかかるため再発行を希望されないお客様もいらっしゃいました。このように、店舗とお客様双方にとって負担になっていると感じることがしばしばありました。

アプリへの移行後は、カードを持ち歩く必要がなく携帯ひとつで買い物ができ、いつでもポイントを確認できる点がお客様に喜ばれています。お支払い時にアプリを確認し、端数をポイントで支払うなど、こまめに利用するお客様が増えてきています。
また、「カードを忘れた」というお客様が減ったため、店舗側でのポイント後付けの手間が削減できました。さらに、アプリのダウンロードは手数料がかからないので、紛失時の再発行に対するお客様のハードルも下がりました。

そのほかでは、誕生月に自動配信されるバースデークーポンがお客様に非常に好評です。アプリ導入前はクレジット会員様にしか誕生日特典がありませんでしたが、現在は多くの方に特典を簡単に提供できるようになりました。

アプリのニュース配信で直近の平均開封率が以前の約7倍になりましたが、なにか工夫されていることはありますか？

勝居さま：

直近の施策では、ニュース本文に遷移先のリンクを追加しました。お客様に開封後にどのような行動をとってほしいか、導線を意識したニュースづくりを常に心がけています。

以前使っていた情報配信ツールでは、1つのアプリに複数の店舗から情報が届くため情報が埋もれやすいことが気になっていました。そのため同ツールのショート動画を用いて店舗からのおすすめ商品の紹介などを配信していましたが、開封率は約2～3%程度とあまり効果が見えていない状態でした。

アプリのニュース配信は直近の平均開封率が約22%です。プッシュ通知のバッジが付くことでお客様が気付きやすくなり、前よりもお知らせを見ていただけるようになったことが高開封率につながっていると思います。

リピート率44%の秘訣を教えてください。

勝居さま：

毎月1日にポイントが5倍になるポイントキャンペーンを実施していますが、「アプリを見て来店した」 というお客様が増えました。

リピート率が44%^※と高いのは、ニュース配信やポイントキャンペーンの効果だけでなく、既存会員様がスムーズにアプリに移行し、その後もリピーターとして継続的にお店を利用してくださっていることも大きいと思います。

アプリのリリース時には、多くの会員様にアプリを認知して移行してもらうために、店舗内に看板を設置するなどのPRも行いました。

※自社調べ（2回以上来店アプリユーザー数/来店アプリユーザー総数＊100で算出）

GMOおみせアプリ活用のヒント

アプリ機能のその他の活用方法

ご担当者さまからのコメント

勝居さま：

GMOおみせアプリで自社アプリを作成しましたが、これまでのように配信制限を気にすることなく、いつでも好きなタイミングでプッシュ通知やニュースなどを配信できるのがとても便利です。
アプリでお気に入り店舗を登録してくださったお客様へ、その店舗限定のお知らせを発信できるようになったことも大きな魅力だと感じています。

また、アプリの導入は、ネットショップ（自社サイト）をお持ちの方にとって、お客様に見ていただける機会を増やせるのでおすすめです。

お客様に一層喜んでいただけるよう、これからもカスタマーサクセス担当者の方とも相談しながら、工夫を重ねて活用していきたいです。

インタビュー実施日：2024年10月