1から学ぶAPI連携|Webサービス頻出単語をわかりやすく解説

1から学ぶAPI連携|Webサービス頻出単語をわかりやすく解説

ソフトウェアやアプリケーションの機能を連携させる仕組みをAPI連携といいます。現在、APIはインターネット上で提供され、さまざまなWebサービスで活用されています。

しかし、API連携の仕組みについて詳しくは分からない方もいるのではないでしょうか。そこで今回は、API連携や関連する頻出単語を分かりやすく解説します。

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目次

APIとは異なるソフトウェア同士を繋ぐ窓口

APIとはApplication Program Interfaceの略で、アプリケーション同士を繋ぐインターフェースのことを指します。具体的には、APIは自社のアプリケーションで外部アプリケーションを使用するための窓口を担います。 インターフェースとは「接点」や「境界面」などの意味を持ち、マウスやキーボードなどのハードウェアやソフトウェアを接続する、機器や規格を指します。

API連携とは窓口を使ったソフトウェア同士の連携

API連携とはAPIを利用し、ソフトウェアやアプリケーション同士の機能を連携させることです。

API連携を行い自社のアプリケーションに他社アプリケーションの機能を連携させると、アプリケーションをゼロから開発する必要がなくなります。

たとえば、天気情報が掲載されているサイトでは、気象庁のオープンデータとAPI連携することで、データを取得・掲載できるようになります。

API連携によって得られる4つのメリット

ここからは、API連携を活用するメリットを4つご紹介します。

アプリ開発を行う際は、ご紹介するメリットを最大限活用できるようにしましょう。

メリット

開発の効率化ができる

前述の通りAPI連携をすると、システムやサービスをゼロから開発する必要がなく機能を導入できます。

そのため、開発工数を大きく削減でき、実装の手間を省くことができる他、ユーザーの利便性が向上します。

たとえば、売上のデータと販売管理システムを自動連携させると、入力作業が自動化され作業の省略化が図れます。

メリット

コストの削減ができる

API連携を活用し開発を効率化すれば、時間や費用の軽減につながります。

空いた時間や費用を、ほかの業務や工程に回せるでしょう。

また、インターネット上には多くのAPIが無料で公開されているため、自社では開発できない機能も導入できます。

そうすれば、外注して機能を実装する費用がかかりません。

メリット

セキュリティを向上させられる

APIを提供している企業では、情報漏えいに対するセキュリティ対策をとっているケースがほとんどです。

セキュリティがしっかりしたサービスとAPI連携することで、自社でセキュリティ認証を構築する必要がありません。

たとえばSNSのAPI連携を行ったとしましょう。

会員登録の際にSNS認証を用いることで、SNSに登録されたユーザーの情報が連携されます。

そのため、会員登録での情報入力が不要となり、ユーザーの満足度にもつながります。

メリット

手続きを電子化することも可能に

API連携は、行政サービスに利用されており、手続きの電子化が可能です。

API連携で手続きを電子化すれば、ユーザー側の書類作成や窓口に出向く時間を削減できるため、手続きが簡単になり、顧客満足度の向上にもつながります。

また、クレジットカード決済やバーコード決済などと連携すると、振込の手間が省けます。

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API連携のデメリット(注意点)

ここからは、API連携にともなういくつかの注意点についてそれぞれ詳しく紹介します。

API連携を進める前に把握しておき、トラブルに備えましょう。

STEP

API提供会社にサービスが依存してしまう

API連携をすると、情報は連携元の企業に依存します。

そのため、連携元の企業がサービスを停止したり終了させたりすると、自社サービスにも不具合やサービスが利用できなくなるなどの影響が出る可能性があります。

自社サービスの核となる部分を確立した上で、あくまで不足している機能をAPI連携で補うようにしましょう。

STEP

API連携費用の問題が発生する

APIは、全てが無料で使用できるわけではなく、一部のAPIは有料で公開されています。

また、無料で公開されていたAPIが有料化したり、利用料が値上がりしたりする可能性があります。

API連携することで得られるメリットが大きい場合は、有料化や値上げの額に応じて臨機応変な対応が必要です。

STEP

サーバー障害が発生した際の対処が難しい

他社のサービスを使用していると、連携元のサーバーに障害が発生した際の対応が困難です。

自社のサービスが利用できなくなったり、連携に失敗してデータが取得できなかったりするリスクが挙げられます。

サーバー障害が発生する前に、さまざまなケースの想定・対応策を検討しておきましょう。

API連携の実装方法・手順

API連携を実装する手順は、以下の通りです。

  1. 実装する機能や目的を明確化する
  2. 提供を受けるAPI会社に登録する
  3. APIキーとシークレットを取得する(※)
  4. 提供側ソフトウェアにAPIキーとシークレットを登録する
  5. 仕様書通りに実装する

(※)APIキーはログイン名、シークレットはパスワードのような役割を果たします。

なお、登録に審査が必要なAPIがあります。審査期間には3日前後・1週間以上とさまざまなため、事前に調べてから開発スケジュールを設定しましょう。

参考記事:API連携とは何?わかりそうでわからない意味やメリット・事例・実装手順!

API連携の実用例

API連携は、馴染みのあるサービスにも利用されています。

費用がかからないことの多いWeb APIは、個人のSNSでも使用されることの多いAPIです。

具体的な実用例は、以下の通りです。

  • Google Mapを利用し、Webページに位置情報を表示するシステム
  • SNSの投稿記事やログイン機能とWebサイトの連携機能
  • 決済代行サービスAPIによる、ショッピング機能(API型決済)

まとめ

API連携の活用は、難しく感じられることがあるでしょう。API連携に困ったときには専門のサービスに相談することをおすすめします。

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