本記事では、アプリケーションの開発方法として「フルスクラッチ」の手法:と「パッケージ型」の手法について比較し、それぞれの特徴について解説します。
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「フルスクラッチ」型のアプリ開発とは
フルスクラッチ型のアプリ開発とは
フルスクラッチとは、既存のソフトやプログラムを使わずに、何もないゼロの状態から開発することです。
フルスクラッチ型アプリ開発のメリット
自社独自のシステムでの開発は、手間と費用がかかりますが、フルスクラッチであれば自由度が高く、要望に幅広く対応できます。
開発においては、エンドユーザーから要件や意見を収集し、その情報を基にシステムやプログラムを開発します。
全ての行程を密に行い、チーム内での連携を深める必要があります。
土台となるシステムがないため、初めに理想の形をしっかりと決めておくことが重要です。
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フルスクラッチのメリット
フルスクラッチのアプリ開発には、以下のようなメリットがあります。
細かい要望にも柔軟に対応可能
既存のシステムを使用しないフルスクラッチ開発では、ゼロから設計を行うため、細かい要望にも対応することができます。顧客が求めるニーズを的確に把握し、それを実現するための機能やデザインを実装することができるため、顧客満足度の向上につながるでしょう。
保守運用や機能追加が柔軟に可能
フルスクラッチ開発では、アプリの保守運用や機能追加にも柔軟に対応できます。既存のシステムを使用する場合、システムの制約により改修が難しかったり、時間がかかることがあります。しかし、フルスクラッチであれば、システム全体を理解しているため、変更点を迅速に反映できるでしょう。
PDCAサイクルを高速で回せる
フルスクラッチ開発によって作成されたアプリは、開発者が全てのプロセスを管理しているため、素早くPDCAサイクルを回すことができます。アプリの改善に必要な情報を収集し、迅速に改善点を反映することができます。そのため、アプリの品質を高め、顧客満足度の向上に繋がるでしょう。
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フルスクラッチのデメリット
フルスクラッチのデメリットには、以下の3つがあります。
費用が高くなる
フルスクラッチでは、開発に必要な専門スキルを持った人材を雇用する必要があります。また、開発に必要なツールやインフラの整備にもコストがかかります。加えて、開発後の保守やアップデートにも費用がかかります。これらの費用が高額になることが、フルスクラッチのデメリットの一つとして挙げられます。
高い専門スキル・知識をもつ人材が必要
フルスクラッチ開発には、専門的な知識やスキルを持った人材が必要です。例えば、プログラミング言語やデータベースの知識、ネットワークやセキュリティの知識が必要です。これらのスキルを持った人材を採用することができなければ、開発が難しくなることがあります。
システムが属人化しやすい
フルスクラッチ開発では、特定の人が開発したコードや設計書などに依存することがあります。このような状況では、その人が退職した場合や、別のプロジェクトに参加した場合に問題が発生する可能性があります。そのため、開発においてはドキュメントやコードレビューなどの工夫が必要となります。
また、構築段階では、開発作業やスピードが重視され、仕様の詳細が不透明になりがちです。
仕様を都度まとめておくことが大切で、「担当者しか把握できない」「連携がとれない」ことを防ぎます。
「パッケージ」型のアプリ開発とは
パッケージとは、市販されている「アプリケーション」「ソフトウェア」などの既製品のことです。
この既製品を使い、自社の要件に合わせてカスタマイズすることを「パッケージ開発」といいます。
システム開発の際、すでに土台があることから「ハーフスクラッチ」とも呼ばれます。
土台となるパッケージは、以下の通りです。
- 取り入れるだけで簡単に利用できるパッケージ
- 仕組みや機能を追加・拡張できるパッケージ
昨今では、カスタマイズ可能な既存パッケージがよく利用されます。
カスタマイズのやり方には以下の方法があります。
- 開発ベンダーに依頼
- ベンダーに加えシステム開発会社にも依頼
- 自社チームでカスタマイズ
パッケージ開発のメリット
- 開発が短期間で行える:既存のパッケージを利用するため、開発期間が短縮されます。
- 初期費用が抑えられる:カスタマイズの数が増えなければ、スクラッチ開発に比べ初期費用が抑えられます。
- 再現性が高く保守運用も任せられる:パッケージソフトの利用者が多く、再現性が高いため、開発会社やベンダーに保守運用を任せることができます。
ただし、カスタマイズの数が増えると開発期間が延びることに注意しましょう。また、カスタマイズに伴う費用は発生しますので、予算に余裕をもってプランニングすることが必要です。
パッケージ開発のデメリット
パッケージ開発のデメリットは以下の通りです。
- 自由度が低く、応用が利かない。
- システムに合わせて業務フローを変更する必要がある。
- システムがブラックボックス化しやすい。
パッケージ開発にはカスタマイズの限界があり、自社独自のシステムを作ることができないことが欠点です。また、パッケージ内のシステムは変更できず、業務フローを変更する必要がある場合があり、慣れるまで時間がかかることもあります。さらに、ゼロから開発に関わらないパッケージ開発では、プログラム全体の様子を把握することが困難であるため、システムがブラックボックス化しやすい傾向があります。
まとめ
フルスクラッチ型は自社の要望を全て満たせますが、その分時間・費用・知識が必要です。
パッケージ型で行う際には、信頼できる開発会社への依頼が重要です。ただし、パッケージ内のシステムは変更できず、システムに合わせて業務フローを変更する必要があることに注意が必要です。
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