
ASO対策とは?iOSとAndroidの対策方法を解説
関連資料を無料で
ご活用いただけます
アプリを販売している企業にとって、ダウンロード数を増やすために欠かせないものがASO対策です。ASO対策を十分におこなうことによって、自社のアプリを購入してくれるユーザーを増やせるだけでなく、企業にとってさまざまなメリットがあります。ここでは、ASO対策の意味や、ASO対策をすることのメリットについて詳しく紹介するので、ASO対策を実施するときの参考にしてください。
ASO対策とは?企業がASO対策をすることのメリット
3分でわかるGMOおみせアプリ
ASOに効果的なキーワード選定の方法
ASOに効果的なキーワードの選定方法を解説します。
2つのポイントを押さえて、キーワードを適切に選定しましょう。
Apple Search Adsで効果的なキーワードを選定する
Apple Search Adとは、AppStore内で使用できる有料広告機能の一種です。
Apple Search Ad内には、狙いたいキーワードを入力すれば、検索ボリュームが大きいキーワードを自動で抽出してくれる機能があります。
その機能を活用して、「AppStore内でどのようなキーワードが検索されているのか」を調べられます。
検索ボリュームが大きいキーワードでアプリの検索順位を上げることができれば、ダウンロードするユーザー数も増えるでしょう。
なお、Apple Search Adの結果はGoogle Play ストアにも共通する部分があるため、Androidアプリのリリースでも参考にするとよいでしょう。
ロングテールキーワードを狙う
ロングテールキーワードとは、複数のキーワードを連ねた検索キーワードです。
複数語なので、検索のボリュームはあまり多くありませんが、ロングテールキーワードで検索するユーザーは悩みが深いという特徴があります。そのため、自社アプリの特徴に合致したキーワードで検索してくれたユーザーはダウンロード率が高い傾向にあります。
iOS(AppStore)とAndroid(Google Play ストア)の違い
現在国内でアプリケーションを発売しているストアには、以下の2つがあります。
- iOS(AppStore)
- Android(Google Play ストア)
ストアごとで検索順位の基準になる項目が異なるため、比較してまとめました。
App Store |
Google Play ストア |
|
アプリタイトル |
○ |
○ |
サブタイトル |
○ |
|
アイコン |
○ |
|
キーワード(メタデータ) |
○ |
|
説明文 |
○ |
○ |
スクリーンショット |
○ |
○ |
カテゴリ |
○ |
|
レビュー |
○ |
|
多言語対応 |
○ |
|
被リンク |
○ |
|
総合評価(レビュー、DL数など) |
○ |
【項目別】ASO対策(共通・iOS・Android)
ここでは、ASO対策の具体的な方法について、項目別に詳しく解説します。
あわせて、iOS(AppStore)とAndroid(Google Play ストア)ごとの特徴もご紹介します。
タイトル・アプリ名|独自性と分かりやすさが重要
タイトル・アプリ名に、対策したいキーワードを盛り込むと検索順位に影響するといわれています。
なお、以下の通り、タイトルの文字数はアプリのストアによって異なります。
- iOS(AppStore)の場合:30字以内
- Android(Google Play ストア)の場合:50字以内
上記の規定に沿った上で、なるべくキーワードを盛り込むようにしましょう。
その際、キーワードを盛り込みすぎて何のアプリかわかりにくいようなタイトルにならないように注意してください。タイトル・アプリ名を見るだけでアプリの内容が分かるよう、端的に表現しましょう。独自性を維持しつつ、わかりやすいタイトルにすることがポイントです。
説明文|簡潔に魅力を訴求する
説明文は、そのアプリの特徴を詳しく説明する部分です。
説明文内にもキーワードを加えることで、検索上位に表示される可能性が高まるでしょう。
説明文を書くポイントとしては以下の項目を、顧客の立場に立って簡潔にまとめることです。
- アプリケーションの特徴
- 機能
- 総ダウンロード数
他にも、はじめに見える部分の説明文に特徴を持たせましょう。特に、最初から3行の表示は見られやすく重要です。
文字数は、iOS・Androidに共通して4,000字まで記述できます。
スクリーンショット|枚数がOSによって異なる
スクリーンショットを設定すると、より使用感を伝えられます。
そのため、検索順位だけでなく、ダウンロード数を伸ばすきっかけづくりとしても活用できるでしょう。
以下の通り、スクリーンショットの登録枚数は、アプリのストアによって異なります。
- iOS(AppStore)の場合:10枚
- Android(Google Play ストア)の場合:8枚
アイコン|魅力的なデザインにする
アイコンは検索したとき、初めに顧客の目に入る項目です。アイコンは、iOSのみ検索順位に影響します。
また、インストール後もアイコンは日常的に見られるものです。
アイコンを設定するときは、以下に気をつけて作成しましょう。
- アプリの特徴が分かりやすく表現されている
- 目に留まる色味やデザイン
なお以下の通り、アイコンのサイズ設定はアプリのストアによって異なります。
- iOS(AppStore)の場合:アプリのサイズがデバイスによって異なる
- Android(Google Play ストア)の場合:32-bit PNGで統一(アルファ値を含む)
レビュー|既存ユーザーに書き込みを促す
レビュー対策は、ASO対策において重要なポイントのひとつです。
レビューのASO対策における評価は、OSによって異なります。
- iOS(AppStore)の場合:レビューのみで判断される
- Android(Google Play ストア)の場合:レビューとダウンロード数から総合的に判断される
多くの顧客は、アプリの評価を確認してからダウンロードを決定します。
評価を増やすには、既存のユーザーに対してレビューの書き込みを促しましょう。
また万が一、低評価がついた場合は以下のような対策をしましょう。
- 低評価へのコメントを返信する
- アプリの機能に不具合がある場合は、修正してアプリをアップデートする
サブタイトル(プロモーション用テキスト)|都度変更し測定する
サブタイトルとは、アプリのタイトル下に設定できるテキストのことで、iOSのみ設定できる項目です。
サブタイトルに選定したキーワードを盛り込むことで、アプリの検索順位が上がる可能性が高まります。
Apple公式によると、以下のルールが定められています。
- 30文字まで設定が可能
- 具体的な説明を行う(「世界最高の~」のような抽象的な語句は好まれない)
- アップデートを申請するタイミングで更新できる
参考:Apple Developer「プロダクトページの作成 – App Store –」
サブタイトルを定期的に変更して、効果を検証しましょう。
キーワードフィールド|キーワード選定の質が直に出る
キーワードフィールドは、iOSのみで設定できる項目です。
選定した語句が検索順位に影響するとされています。
具体的には、100字まで設定でき、スペースではなくカンマで区切って入力します。
なお、同じ語句を繰り返したり、スペースや複数の語句を使ったりしないように注意しましょう。
たとえば、以下のようにキーワードを盛り込むと、キーワードを文字数制限に対して無駄なく設定できます。
- Apple Search Adで抽出したキーワードのうち、最も重要な語句をタイトルに盛り込む
- 次点で重要なキーワードをキーワードフィールドに盛り込む
まとめ
本記事では、ASO対策のメリットや重要性、対策するべき箇所について解説してきました。iOS・Android、それぞれの特徴を押さえて、ASO対策をしましょう。
店舗アプリの主な誘導経路は、店舗での説明や告知ですが、ASO対策を行うことで店舗以外からも集客を行うことが可能です。
問い合わせは無料です。ぜひお気軽にご相談ください。
3分でわかるGMOおみせアプリ