
集客アップが狙えるアプリのクーポンの例を紹介!
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集客アップを狙ってアプリでクーポンを配布したいと考えているものの、具体的にどんなクーポンを配布すればよいか悩んでいる担当者もいるのではないでしょうか。
今回は目的ごとの使用例、よくクーポンを用いた集客が用いられる飲食業・美容業の例を紹介します。他の業種にも応用できる内容になっていますので、是非参考にしてみてください。
クーポンの目的別の例
集客でも、「お客さんの数を増やしたい」「顧客単価を上げたい」など目標は企業によって様々でしょう。まずは集客目的ごとのアプリのクーポンの活用方法を紹介します。
新規集客・リピーター集客
新規顧客の利用ハードルを下げる方法として、初回無料クーポンや、割引クーポンが挙げられます。この方法は様々な業種で用いられている方法で、それまでお店のことを知らなくても「とりあえず安いから利用してみよう」という層も獲得できます。SNSやインターネット広告などを使って、お得に利用できる初回限定クーポンを配布し、新規顧客を獲得しましょう。
ただし、クーポンをきっかけに自社サービスに興味を持ってもらえたならいいものの、ただ「安いから利用してみた」という層はそのまま2回目以降の利用に繋がらないことも多いです。
そのため、初回利用だけでなく、2回目以降の利用の顧客をターゲットとしたクーポンも発行するとよいでしょう。この際、初回利用時から時間が空いてしまうと忘れられてしまいます。そのため、30日以内など期限を設けることで定期的な利用を促し、固定化すると良いでしょう。
顧客単価アップ
来店客数は一定数確保しているものの、顧客単価が低く売上が思うように伸びない、という場合もあるでしょう。
この場合はアップセルとクロスセルという2つの手法が存在します。
アップセルはより高い商品を購入してもらう、クロスセルはオプションサービスなど、新たに利用するサービスを追加してもらうことで顧客単価を上げる手法です。
アップセルの例として、普段3,000円程度の商品を購入する層が多いお店で「5,000円以上の商品を購入の方は10%OFF」などといったクーポンを配布します。クロスセルの例として、美容室とネイルサロン併設店舗の場合なら、「初回ネイル利用の方のみ500円OFF」などの手法が上げられるでしょう。
お得に利用したい顧客心理を刺激する
クーポンはユーザーのお得感を刺激し、リピートへつなげる効果があります。
そこで、アプリを会員証のようにし、一定のポイントが貯まったり、一定の来店回数でお得なクーポンを発行するなどして、ユーザーがお店を継続して利用するメリットを提供しましょう。
例えばよくスーパーなどで行われている「毎週水曜日はポイント3倍」などといった手法も、顧客のリピートを促す手段です。
また、アプリに会員証としての役割を持たせ、顧客の購入履歴や購入単価から、一部のユーザーをターゲットとしたクーポンを発行するなどの手法も再来店や顧客単価アップを促す手法として良いです。
飲食店のクーポン集客事例
飲食店の場合、どんなクーポンを発行するのが集客に繋がりやすいのでしょうか。クーポンの例を見ていきましょう。
無料クーポン
やはり「無料」という言葉はとても魅力的です。
しかし、無料クーポンは条件を設けないとお店側の損失が大きくなってしまいます。そのため、「顧客単価を上げる」「ユーザーの数を増やす」など目的をはっきりさせたうえで、「700円以上ご注文の場合はトッピング1品無料」「18時までビール一杯無料」などといったクーポンを発行しましょう。
また、「〇〇円以上ご注文の場合1品無料」などのクーポンの場合、次回来店時とすることで、顧客のリピートも促せます。
割引クーポン(○○円引き、〇%オフ)
割引クーポンは飲食店でよく用いられる手法です。定期的に発行することで、普段よりも少し高いメニューを注文してもらったり、前回の来店から少し時間が空いている人の来店を促したりできるでしょう。
ただし、割引クーポンの利用者の中には普段注文するメニューと同じメニューを割引価格で購入する人も多く、顧客単価が下がりがちです。したがって、「○○円以上ご注文の方」など条件を設けたうえで発行しましょう。
リピーター割引クーポン
新規顧客を獲得することも大切ですが、それ以上にリピーターを増やすことがお店を経営するうえで重要です。そこで、お店を利用することによって得られるメリットを提供することで、よりリピーターが育ちやすくなります。
リピーター育成に繋がるクーポンの例としては、「○月中に○○円ご利用の方」「期間中に○○回ご来店の方」など条件を設定し、いつもより割引率が高かったり、少し高めのメニューが無料になったりするクーポンを発行すると良いでしょう。そうすることでロイヤルカスタマーの育成に繋がります。
選べるクーポン
飲食店だと1つのメニューの割引や無料クーポンを発行することも多いですが、そのメニューがあまり好きではない、魅力を感じないなどの理由で再来店に繋がらないこともあります。
例えば、「200円以下のメニュー1品無料」のようにユーザーに選択の余地があると、クーポンを利用する人が増えて新規顧客・リピーター増加がより見込めるようになるでしょう。
お店によって、学生や社会人、女性などメインの顧客層は様々ですが、例えば「学生のみライス無料」など属性に合ったクーポンを発行するのもおすすめです。
美容業のクーポン集客事例
美容室をはじめとする美容業もよく割引クーポンが発行されています。しかし、クーポンを使った初回来店からリピーター化に課題を感じているお店も多く存在します。そこで次は美容業のクーポン活用例を見ていきましょう。
初回限定割引(お試し割引)クーポン
初回限定割引クーポンは新規顧客を獲得する手段として美容業で良く用いられている手法です。
美容室は比較的単価が高めであることから、初回割引クーポンを発行することで、新規サービスの利用者の利用のハードルを下げられます。
特に美容室ならカットに加え、カット+パーマ、カット+カラーも需要が高いので、これらの割引クーポンも用意しておくと良いでしょう。ただし、あまりにも初回と2回目以降来店時のクーポンの割引額に差がありすぎると、リピートを促せません。初回だけが大幅な値引きにならないよう、割引率をよく考えたうえで発行しましょう。
リピーター割引クーポン
リピーター育成に力を入れたいなら、2回目以上の利用者を対象としたクーポンを発行するのがおすすめです。
「次回利用時に○%割引」に加え、ポイントカードを発行し、ポイントが貯まったらトリートメントをプレゼントする、などの特典もよいでしょう。
ただし、美容系のお店は頻繁に利用するものではないため、お店の存在を忘れられてしまいがちです。平均的な来店サイクルに合わせて、クーポンに2~3ヶ月ほどの期限を設けて発行するのが良いでしょう。
また、初回利用時よりもメリットが薄いと感じられると、リピートに繋がりません。そのため、初回利用者を対象としたクーポンが割引なら、2回目以降の利用者はトリートメント無料など、異なるサービスをメリットとして提供するのがおすすめです。
ペア割クーポン・グループ割クーポン
質の良いお店の評判は口コミで広がっていきます。そこで、口コミを広げてくれる新規顧客の獲得手段として、既存ユーザーからの紹介があげられるでしょう。
既存ユーザーが友人などと一緒に来店した際に使える割引クーポンを発行すれば、まとまった売上も新規ユーザーも同時に獲得できます。
クーポンは使い方が大事!お店に合った方法を考えて導入しよう!
クーポンはユーザーからすると魅力的なサービスであり、新規顧客・リピーターを育てる手段としては便利な手段ですが、お店の売上が下がってしまいがちというデメリットもあります。
クーポンのメリットをお店側が享受するには、お店の課題を洗い出し、それに合ったクーポンを発行することが大切です。使い方をよく考えてお店にもユーザーにもメリットのあるクーポンを発行し、売上アップを目指しましょう。
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