アプリ制作会社とは、アプリの企画・開発からストア公開までを行う企業です。
事前に社内で打ち合わせしておく
アプリ開発を制作会社に依頼する前には、「どのようなアプリを社内で必要としているのか」を事前に打ち合わせしておくとよいでしょう。
打ち合わせで確認しておきたい点をいくつかご紹介します。
社内アプリとしての優先度を決める
アプリ制作を依頼する前に、「制作会社に求めることはなにか」を社内打ち合わせで決めておくことをおすすめします。
どのような機能をアプリに搭載するかを決めることも大切ですが、ある程度優先事項を決めておかなければ、依頼する制作会社の選定も困難です。
アプリ制作にかかる費用を知っておく
アプリ制作にかかる費用を事前に調べておくと、スムーズなアプリ開発ができます。
制作会社ごとにアプリ開発にかかる費用はさまざまです。費用の相場を先に知っておき、それを基準にして各社の費用と照らし合わせてみましょう。
また、事前打ち合わせでは、アプリ開発に使える予算を出しておくことも大切です。
アプリ制作担当者を決めておく
アプリを作る過程で担当者を決めておくと、統率が取れて迅速に進められます。
担当者がいると、依頼する制作会社とのやり取りやアプリ試作品の確認などの対応がスムーズに進みます。
さらに担当者には、可能な限りアプリ開発についての知識がある人材を選定することがおすすめです。
低価格で開発を依頼できる
GMOデジタルラボ株式会社|信頼の3,100社/10,200店舗以上の導入実績
GMOデジタルラボ株式会社は、店舗専用の集客支援アプリを制作している企業です。
弊社のアプリ制作サービス「GMOおみせアプリ」は、コストパフォーマンスに優れ、高品質のアプリを提供しております。2024年3月時点で、3,100社以上の企業と10,200店舗以上の店舗にご利用いただいております。さまざまな業種の企業や店舗様からご利用いただいており、幅広いニーズにお応えしております。
アプリを活用することで顧客の来店促進、顧客とのつながり強化、優良顧客の育成促進などにつながります。また、27種類の豊富なデザインから自由に選べ、カスタマイズの要望にも柔軟な対応をします。
GMOおみせアプリの特徴は、サブスクリプション機能があることです。
オプションを追加するだけで、手軽にサブスクリプション機能を追加できます。オプションの追加には、初期費用や月額費用が不要で、フルスクラッチで開発する必要がないため費用も手軽です。
そのほか、来店誘導サービスとして、アプリ内に搭載されているゲームでポイントや特典を付与し、顧客の再来店を促進することができます。また、ゲームの応募フォームを利用して簡単なアンケートを取ることも可能です。
費用は月額22,000円〜です。導入費用やプランについては以下よりお問合せをしてみてください。
参考:GMOデジタルラボ株式会社|https://gmo-app.jp/
株式会社USEN|店舗DXをまるっとサポート
株式会社USENは、店舗アプリ作成サービス「アプリンク(UPLINK)」を提供しています。
アプリンクは、2022年3月時点で10,200店舗に導入されています。
販促に必要な機能が集約されているため、費用削減やブランディングに活用できます。
この会社の特徴として、利用できる機能にトーク機能があり、顧客とタイムライン形式でのやりとりが可能です。1対1のトーク機能で、細やかなサービスを可能にしています。
また、株式会社USENは、店舗BGM業界でのノウハウを活用し、開業から運営サポートまで幅広く対応しています。
月額費用は19,800円で、初期費用は要相談です。
参考:アプリンク|https://www.uplink-app.com/
株式会社アプリクッキング|独自ノウハウで圧倒的な開発スピード
株式会社アプリクッキングは、スマートフォンアプリを専門に開発している企業です。
iOS・Android合わせて、これまでに1,100以上のアプリをリリースしています。
アプリ開発がノーコードでできる開発プラットフォームを自社開発しており、独自のノウハウを持っています。そのため、圧倒的な開発スピードと、開発費用の低価格化を実現していることが特徴です。
アプリ開発の相談や費用の見積もりについては、お問い合わせください。
参考:株式会社アプリクッキング|https://appcooking.jp/
株式会社ドリームネッツ|Web・アプリからインフラまで開発
株式会社ドリームネッツは、店舗アプリ制作サービス「アプスタ」やビジネスコミュニケーションツール「TEAM手帳」を提供しています。
アプスタは、企業独自のアプリを制作できるサービスです。日本航空株式会社やサンマルクベーカリーなど、大手企業のアプリ開発も手掛けています。
初期費用は110,000円〜、月額費用は31,900円〜です。
参考:アプスタ|https://www.appsta.jp/
アイユー株式会社|ポイント付与機能が満載の販促アプリを開発
アイユー株式会社の提供するアプリメンバーズは、集客支援アプリを制作しています。
月額19,800円から利用でき、店舗専用のアイコン設定も可能です。
i-Beacomを利用し、店舗付近を通りかかった顧客へアプローチできることが特徴です。また、ポイント付与機能が満載で、顧客の再来店促進が期待できます。
初期費用が30,000円と、非常に手頃な価格を実現しています。
参考:アプリメンバーズ|http://www.mmbs.jp/lp_app/
オーダーメイド開発を依頼できる
フェンリル株式会社|デザインとユーザビリティを重視した開発
フェンリル株式会社は、デザインと技術にこだわりのある制作会社です。
代表作のプロダクトとして、シンプルなデザインのWebブラウザー「Sleipnir」が挙げられます。
2005年の創業当時から、徹底したユーザー視点で、UXにこだわったアイデアでソフトウェアを開発しています。制作実績として、400社600アプリを手掛けています。
開発料金については、お問い合わせください。
参考:フェンリル株式会社|https://www.fenrir-inc.com/jp/
株式会社ブレイブソフト|TVerや進研ゼミなどの有名アプリも開発
株式会社ブレイブソフトは、スマートフォンが普及し始めた2009年からアプリ開発している企業です。これまでに500本以上のアプリ開発を手掛けています。代表するアプリとして、民放放送テレビポータル「TVer」があります。企画からデザインまで自社で内製しており、クリエイティブ専門部署の一貫したプロデュースが特徴です。
また、タブレット学習アプリ「進研ゼミ 中学講座」も開発しています。
開発料金については、お問合せください。
参考:株式会社ブレイブソフト|https://www.bravesoft.co.jp/
幅広いジャンルのアプリを開発依頼できる
株式会社モンスター・ラボ|レジャー体験アプリやからAR活用アプリ開発まで
株式会社モンスター・ラボは、これまでに国内外を通して2,200件を超える開発実績のある企業です。日本郵便株式会社のWebサービス「e発送サービス宛先ご指定便」の開発にも参画しています。その他、withコロナ時代レジャー体験アプリとして、AR技術を活用したアプリ開発も手掛けています。
開発費用はお問合せください。
参考:株式会社モンスター・ラボ|https://monstar-lab.com/jp
株式会社CyberCats|業務管理アプリから医療系アプリまで
株式会社CyberCatsは、ホームページやアプリを制作している企業です。
同社の運営している、CHACO-WEB.COMは、業務管理アプリ「PETA」や、花粉症特化アプリ「KU-SHAN」など、幅広い種類のアプリを開発しています。基本の更新作業は、ユーザーで行えるよう設計し、月額無料を実現しています。
開発費用はお問合せください。
参考:CHACO-WEB.COM|https://www.chaco-web.com/app/index.html
株式会社ジークス|スマートフォンアプリだけでなくウェアラブルデバイスのアプリまで
株式会社ジークスは、デザインから開発までを手掛け、これまでに1,000件以上の開発実績を持つ企業です。店頭接客アシスタントアプリや服薬管理サポートアプリなど、幅広いアプリケーションを開発しています。また、Webサイトやスマートフォンアプリの開発だけでなく、ウェアラブルデバイスアプリの開発も可能です。
開発費用についてはお問合せください。
参考:株式会社ジークス|https://www.zyyx.jp/
株式会社ガラパゴス|Smart TVコントローラーや音楽ストリーミングアプリなど
株式会社ガラパゴスは、プロダクトの立ち上げから運用に至るまで、要望に寄り添った支援体制が特徴です。開発の各プロセスに専門チームを持っており、ワンストップで開発します。
グルメ情報アプリやSmart TVコントローラーアプリ、音楽ストリーミングアプリなど、幅広いジャンルを開発しています。
代表する開発事例は、フジテレビオンデマンド(FOD)の雑誌読み放題アプリ「FODマガジン」です。
開発費用はお問い合わせください。
参考:株式会社ガラパゴス|https://www.glpgs.com/
アプリ制作会社に依頼した場合の費用相場
費用相場 | 金額 |
---|---|
複雑なアプリ(例:EC、金融、ゲーム) | 数千万円以上 |
シンプルなアプリ(例:メディア、店舗) | 数百万円程度 |
低価格のアプリ制作会社 | 月額数万円程度で可能 |
シンプルなアプリであれば数百万円程度で制作できる一方、複雑なアプリでは数千万円以上の費用がかかることもあります。また、作業人数や制作期間によっても費用が変動するため、注意が必要です。予算を抑えたい場合は、低価格のアプリ制作会社を選ぶことで、月額数万円程度でアプリ制作が可能です。
制作会社を選ぶ際に比較するポイント
アプリ制作会社を選ぶ際に比較するポイントを解説します。
制作費用の安い会社を選ぶ
制作会社のアプリ開発費用を基準に選ぶ方法があります。社内で打ち合わせした予算と照らし合わせて、適切な価格の制作会社を選ぶとよいでしょう。
ただし、費用の安い制作会社を選ぶ際には、注意が必要です。
開発委託費用には制作会社ごとに多少の幅がありますが、極端に安い価格を提示する制作会社は避けるほうが堅実です。また、価格の内訳がはっきりしていない制作会社もおすすめしません。
極端に安かったり内訳がはっきりしていなかったりすると、契約時はその価格でも「開発を進めていくうちに、設定上必要になった」と言われ、料金を上乗せされてしまう可能性があるためです。
業務範囲のはっきりした会社を選ぶ
制作会社の業務範囲を基準に選ぶ方法があります。
ホームページや資料などで、その制作会社でできる業務が明らかにされているほうが信用できるといえます。
「人材が豊富で、あらゆる開発方法に対応できる」「会社の規模はそこまで大きくはないが、ある程度開発方法が絞られていて専門性が高い」などの業務範囲・会社特性が分かると、社内で検討した理想に近いアプリが実現できるでしょう。
実績が多くある会社を選ぶ
制作会社のもつ実績を基準に選ぶこともひとつの方法です。
制作会社の実績をたどり、社内で必要としているアプリに似ているものを探すことで、実際に作成したいアプリがどのようなものであるかが想像しやすくなります。
制作会社の実績は、その会社のアピールポイントでもあるため、参考資料やホームページで公開していることがほとんどです。
1度は目を通しておくことをおすすめします。
アフターフォローが充実している会社を選ぶ
制作会社のアフターサービスも比較する基準になるでしょう。
アプリ制作過程で、アプリ開発はもちろん重要です。
ただ、より重要なことはアプリ運用段階の「アフターサービス」です。
「アプリを開発し、依頼先の会社に売り渡したら終わり」という制作会社だと、運用段階でアプリの不具合が出た際に、社内で解決しなければなりません。
社内に専門知識を持った人材が在籍している場合は問題ありませんが、アプリ開発についての知識に乏しい場合は、また別の制作会社に不具合修繕を依頼することになってしまいます。
よって、制作会社選びには、運用後にも相談できる担当者やカスタマーサクセスが利用できる会社をおすすめします。
アプリ制作会社に依頼するメリット
アプリ開発には自社で行うか、専門の制作会社に依頼するかの選択がありますが、制作会社に依頼することには以下のメリットがあります。
リリースまでが短期間で済む
外部の制作会社に開発を委託することで、専門のプロが開発計画を立て、効率的に進行させることができます。特に低価格のアプリ制作会社は、既存の機能を組み合わせて制作することで、オリジナルからの制作よりも素早いリリースが可能です。
クオリティが高くセキュリティ対策済みのアプリを制作してもらえる
制作会社に依頼すれば、高いクオリティとセキュリティを担保したアプリを開発してもらえます。自社でアプリ開発の経験がない場合、必要な機能やセキュリティ対策を適切に実装することが難しいですが、制作会社に依頼することでその心配を軽減できます。不足した機能やセキュリティの問題があると、集客やユーザーの満足度に影響を及ぼす可能性があります。
エンジニアが在籍していなくてもアプリ開発・運用できる
自社にエンジニアが不在の場合でも、外部の制作会社に開発や運用を依頼できる点が大きなメリットです。自社でプログラミング言語を学ぶ必要がなく、リリース後のアップデートやトラブル対応も専門のチームに委託できます。これにより、人材を新たに採用する手間やコストを削減することができます。
アプリ開発の流れ
アプリ開発のプロセスは以下の通りです。
企画立案
アプリを開発する際には、まずは開発目的、ターゲット、開発するアプリの概要などを決めましょう。例えば、アパレルブランドがECサイトを運営している場合、顧客の返品率を下げるための手段として、サイズ測定アプリの開発を検討します。
他にも例をあげるとすれば、飲食業界の場合、顧客ロイヤルティ向上のためにリワードプログラムや特典の提供ができるアプリの開発を検討することもあるでしょう。
要件定義
企画を立案したら、要件定義をします。立案した企画をもとに、必要な機能や要件を洗い出しましょう。要件定義をする際には、開発チームとのコミュニケーションが大切です。
外部設計・内部設計
要件定義ができたら、アプリ開発を依頼する会社を決めるために見積もりを取得しましょう。見積もりや会社候補を比較し、発注先を決めたら、発注・契約書を締結します。発注・契約書を締結したら、外部設計と内部設計を進めます。外部設計ではUI/UXデザインや画面遷移に関する仕様を定め、内部設計ではプログラムやデータベースの設計を行います。
開発
外部設計・内部設計が完了したら、設計した内容をもとにアプリのコーディング、開発を行います。必要に応じて、ライブラリやAPIなどの外部ツールを用いることもあります。アプリの開発過程では、アプリ開発会社との円滑なコミュニケーションを重視しましょう。
テスト&リリース
アプリ開発ができたら、iOS、Androidともにストア申請を行い、審査に通過したらアプリが正常に動くかテストをします。テストが完了したら、アプリのリリース作業をしましょう。また、アプリを最適な状態に保つためには、定期的なアップデートや新機能の追加などが欠かせません。
この流れに沿って、アプリ制作が進行されます。各ステップで十分なコミュニケーションを取ることで、成功に近づくでしょう。
まとめ
アプリの制作や開発をしている企業は非常に多く、費用もさまざまです。
GMOデジタルラボ株式会社は、アプリによって企業と顧客がつながる、新たな接点を提供しております。集客や販促にお悩みがありましたら、お気軽に資料請求からお問合せください。