モバイルアプリ市場の動向とやるべき8つのことを開発者向けに解説

アプリ市場の動向を踏まえて今後アプリ開発者がやるべきこと

近年のアプリ市場は、技術の進歩や社会情勢の影響で変化が激しい市場のひとつです。

定期的に情報収集をしなければ、すぐに置き去りにされると言っても過言ではありません。

今回は、アプリ市場においてやるべきことについて詳しく説明します。

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目次

国内におけるアプリ市場の動向

情報通信白書令和3年版によると、モバイルアプリの市場動向は今後も拡大すると予想されています。
モバイルゲームの売上高は右肩上がりで成長、一方でその他のモバイルアプリも成長が見込まれています。

【出典】総務省:情報通信白書令和3年版(図表0-2-2-4)

現在のアプリ市場でアプリ開発者がやるべき8つのこと

前述の状況を踏まえ、現状のアプリ市場でアプリ開発者が実践するべき8つのことを紹介します。

①アプリの市場調査を行う

現在開発中のアプリが革新的でなければ、似たようなアプリを同業他社でも開発中である可能性は高いでしょう。

同業他社との競合が起きてしまった場合、単純な開発速度での競争が起きかねません。このような状況を避けるためには、競合の強みや弱み、ビジネスモデルなどを理解しなければなりません。

そのための分析に役立つ手法が、SWOT分析です。

ポイント:SWOT分析とは、以下のような分析をして自身の状況を把握するためのものです。

要素
強み(Strength)・開発中のアプリが競合より優れている点を挙げる・ユニークな機能
・ユーザーフレンドリーなインターフェース
・信頼性と安定性
弱み(Weakness)・競合に比べ、開発中のアプリが劣っている点を挙げる・機能の欠如
・ユーザーサポートの限定性
・競合他社と比べて少ないマーケティングリソース
機会(Opportunity)・アプリのアップデートで市場のニーズを埋められるか
・今後も成長できそうな市場にいるか
・新しい技術トレンドへの適応
・未開拓の市場への進出
・特定のユーザーグループのニーズに対応
脅威(Threat)・アプリにとって不利になる状況や問題が発生しないか・競合他社による強烈な競争
・新たな規制の導入
・テクノロジーの変化による影響

②ターゲットとなるオーディエンスを特定する

この場合のオーディエンスとは、自社アプリまたは競合のアプリユーザーや、アプリの使用を検討している見込みユーザーなど、広範囲の対象ユーザーを指します。

アプリ市場を調査する上で重要なポイントは、誰を対象とした製品なのかを開発側が認識することです。

つまり、オーディエンスを特定することで、そのオーディエンスが持つニーズを満たすためには何が必要かが分かります。

③オーディエンスに直接ヒアリングを行う

オーディエンスに関する市場調査で有益な調査結果を得るための最善の方法は、オーディエンスに直接ヒアリングを行う方法です。

この調査方法を成功させるテクニックの一例としては、市場調査アンケートの返答に対してお礼を送ることが挙げられます。

④ASO対策を行う

ASOとは、App Store Optimization(訳:アプリストア最適化)の略称です。

このASO対策を行うことにより、アプリストアでの検索上部に表示されやすくなります。
さらに、広告費の削減にもつながるため、これからのアプリ開発に必要な知識です。

ASO対策の具体的な例は以下の通りです。

  • 適正なキーワードを登録
  • アプリタイトルを最適化して登録
  • アプリの魅力が伝わる説明文とサブタイトルを登録
  • スクリーンショットの最初の2枚は特に伝えたいものを設定
  • 用意できれば動画をアップロードする

⑤新しいマーケティング手法を取り入れる

現在、広告媒体は多様化しています。
Web広告やSNSマーケティングはもちろん、インフルエンサーを活用したマーケティング手法も多く実施されています。

新しいマーケティング手法を使いこなすことで、より多くのユーザーを獲得できます。

⑥プライバシーの保護に遵守したアプリマーケティングを行う

今後は、個人のプライバシーに配慮したアプリマーケティングを行う必要があります。
この背景には昨今、アメリカのDMCA(デジタル著作権)や欧州でのデータ利用に関する動向があります。

それにより、Google・Appleなどのアプリプラットフォームでは、アプリ広告に必要不可欠だったCookie利用の規制が進んでいます。

Cookieがない時代において、新しいツール・分析手法の選定が求められています。
たとえば、Apple端末でのアプリ利用では、プッシュ通知の利用に許可が必要です。

そこで、プッシュ通知の許可に必要な、APNs(Apple Push Notificationサービス)の活用方法をアプリ担当者は熟知しておく必要があります。

⑦アプリストア内の期間限定イベントに対応する

アプリストアのトップページに「Today」「Event You Might Like」という文言でストア側が選定したアプリとして表示される場合があります。

このような期間限定のイベントを有効活用することで、潜在ユーザーへの認知、既存ユーザーへの訴求につながるでしょう。

アプリ内イベントに掲載されるように、アプリストアへ申請を行いましょう。

⑧複数の収益化ポイントを持っておく

アプリで収益を上げるには、単発・継続課金など、収益化させる手段を複数摂りそれておくことが重要です。

そうして多角化させることで、アプリユーザーの多様なニーズに応えられます。
また、収益ポイントを分散させることで、収益を安定させられます。

もちろん、店舗アプリのような間接的に集客を促すアプリ活用でも、クーポン・ニュース・スタンプカードなど、複数のアプローチ手段を用いることが重要です。

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日本国内外問わず現在のアプリ市場は変化が激しく、拡大が期待できる分野です。

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