オリジナルの公式アプリ・ショップアプリの必要性・開発手順・方法

オリジナルの公式アプリ・ショップアプリの必要性・開発手順・方法

マーケティングにおいてオリジナルの公式アプリが注目されています。

今回は、「公式アプリがマーケティング活動でどのように活用されるのか」「実際のアプリ開発ではどのような手順を踏めばよいのか」についてご説明します。

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目次

オリジナルのショップ公式アプリは大きく分けて3種類

オリジナルのショップ公式アプリの主な種類は3つです。

  • Webアプリ:TwitterやGmailなどブラウザ上で使用できるアプリ
  • ネイティブアプリ:AppleやGoogleストアからダウンロードして、自分が持つスマホの端末のみで使用できるアプリ
  • ハイブリッドアプリ:Webアプリとネイティブアプリの特徴を両方兼ね備えたアプリ

以降、ネイティブアプリとして開発された、ショップアプリに焦点を当てて解説します。

オリジナルのショップ公式アプリが注目されている3つの理由

店頭でお買い物をするとき、ショップ公式アプリをダウンロードするように店員さんから促されることがないでしょうか。

アプリをダウンロードすると、商品が値引きになったり、ポイントが付与されたりする特典がついています。

ここでは、オリジナルのショップ公式アプリがよく使われるようになっている理由を解説します。

①個人を対象とした販促活動が重要な時代に

1つ目の理由は、顧客が欲しているものを分析するためです。

以前は、以下の流れがマーケティングの基本とされていました。

  1. 自社のサービスを活かせる市場に参入する
  2. ターゲットを絞る
  3. 価格決定や商品のPRの方法などの戦略を決める

しかし現在、消費者の購買意欲が薄れ、物が簡単には売れない時代へと変わり、顧客が欲しているものをリサーチしてから作る手法へと変わっていきました。

このような時代背景から、顧客情報をもとにアプローチが可能なショップ公式アプリが注目されています。

②データを用いたマーケティングが注目される

オリジナルのショップ公式アプリに関するメリットは、データを収集し、顧客が必要としている情報を提供できることです。

スタンプカードの利用状況や購買データなどを収集できるようになるため、行動の分析が簡単になります。

③顧客に情報を届けるためにはアプリが最適に

2021年の調査によると、88.6%がスマートフォンを利用していることが分かります。

このことから、スマートフォンでインターネットを利用している人にとっては、アプリを使用した方が機能的に便利です。

そのため企業側もまた、顧客のニーズに応えるべく、オリジナルのショップ公式アプリを導入することが重要だといえるでしょう。

【出典】総務省「通信利用動向調査

オリジナルのショップ公式アプリを開発する5つの手順を解説

「アプリを作るためには、どうすればよいのか分からない」と困っている方もいるのではないでしょうか。

オリジナルのショップ公式アプリを開発する5つの手順についてお伝えします。

①開発する目的や目標を決める

はじめに、アプリを開発する目的や方向性を定めましょう。

明確な基準を設定することで、オリジナルのショップ公式アプリに必要な機能の優先度を決定できます。

目的・目標の設定には、KGIとKPIを定めるとよいでしょう。

  • KGI:アプリを用いて、最終的にどのような数値目標=定量目標を達成したいか
  • KPI:KGIの達成に対して、どのようなことを達成する必要があるのかという中間目標

②アプリの機能やデザインを決める

大枠が決まったら、オリジナルのショップ公式アプリに関する機能やデザインを考えましょう。

ここで重要な点は、オリジナルのショップ公式アプリに関する機能・デザインがあらかじめ設定した目的・目標に合致するかどうかについてです。

目的・目標を踏まえつつ、一例として以下の機能を細かく決めましょう。

  • 見やすさ
  • 誘導するページの順番・装飾
  • ボタンの順番・装飾

③アプリを開発する

機能・デザインが決まったら、実際にアプリを開発します。

アプリの開発で、プログラミング言語を使用しコーディングする担当はプログラマーです。

ポイントとして、プログラマーは依頼された設計書をもとに作成します。

そこで、設計書で仕様が細かく決まっていると、修正・削除の工程が減り、オリジナルのショップ公式アプリ開発をスムーズに進められるでしょう。

④テストを行い、問題点を修正する

アプリの開発ができたら、テストを行って問題点がないかを確認します。

テストと修正を繰り返して問題点がなくなれば完成です。

⑤アプリを公開する

アプリを開発し、問題がなければ実際に公開作業を行います。

アプリストアに申請を出し、許可が出れば公開できます。

オリジナルの公式ショップアプリは公開後も顧客が継続して使えるよう、不具合が生じていないかについて確認・修正を定期的に行います。

必要に応じて機能を削除したり新しく追加したりしながら、より効果的なマーケティングツールとなるように運用していかなければなりません。

まとめ

アプリは、個人の購買意欲を高められる効果的なマーケティング活動の一つです。

ただ、アプリの開発手順でお伝えしたように自社で開発するには多くの時間を要します。また、アプリの仕様を検討したり、ストアの申請など手間ががかかることも。

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