
ポイントカード機能を持つ店舗アプリ導入のヒント
2021年08月26日
活用のヒント
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ポイントカード機能を持つ店舗アプリを導入する利点は、まず店舗・顧客双方の細かい手間やコストが省けることです。
普及が進むスマートフォンにてポイントがつけられるため、顧客は会計時にポイントカードを探す必要がありません。カード忘れも防ぐことができます。
また、電子マネー支払いとの相性もよく、会計がスムーズになるでしょう。店舗側も、紙のポイントカードの印刷コストを削減できるメリットがあります。加えてポイント付与や会計にかかる時間も減らすことができ、その時間を接客にあてることでより効率の良い販売ができるようになるといえます。
また、ポイントが貯められるアプリは集客の手段にもなります。貯めたポイントを使ってもらうことはもちろん、アプリ内でお得な情報を通知することで、顧客の購買意欲を刺激し、より足を運んでもらいやすくなります。ECサイトとも連携しポイントをためることができれば、より一層の売上につながるでしょう。
店舗アプリ導入にあたっての注意点とは?
こうした店舗アプリの導入における注意点は、その動きをスマートフォンに大きく依存してしまうということです。
そもそもスマートフォンを持っていなければアプリを使用できませんので、導入を検討する際には顧客の年代層に気を配る必要があります。また、充電が切れていてはアプリの起動ができず、ポイントを貯めることもできないでしょう。
また、ネット環境にも注意が必要です。ほとんどのアプリはインターネット通信が必要となりますので、地下の店舗など電波が届きにくい場所ではアプリを起動できない場合があります。
アプリの導入方法について紹介
ポイントがためられる店舗アプリの導入方法は、大きく分けて2つあります。
1つ目は、自分でアプリを作る方法です。最近では、プログラミングなどの専門知識がなくても簡単に自作アプリを作れるサービスが出ています。中には無料のものもありますが、その分カスタム機能が限られていることが多いため、いろいろ試してみながら有料機能への移行も検討したほうがよいかもしれません。
2つ目は、アプリを制作している会社に頼む方法です。自作のものよりもコストはかかりますが、デザインや機能において理想を追求しやすく、効果面でも安心できるでしょう。初期費用+月額のプランや、初期費用はかからないがそのぶん月額の費用が高いプランなど、料金形態はさまざまです。店舗の規模や叶えたいことなどから検討し、ぴったりのプランを見つけるとよいでしょう。