次の来店を仕組みでつくる | 人手不足の店舗に必要な販促シナリオとは?【販促自動運用のコツ①】

販促自動運用のコツ①次の来店を仕組みでつくる | 人手不足の店舗に必要な販促シナリオとは?

店舗運営では、接客や発注、シフト調整、チーム内の連携など、日々さまざまな業務が発生します。

もっとお客さまに情報を届けたい

しばらく来店していないお客さまにアプローチしたい

クーポンやポイントをもっと有効に使いたい


そう思っていても、忙しい現場では販促までなかなか手が回らない、という店舗も多いのではないでしょうか。

そこで考えたいのが、お客さまの属性や行動に合わせて、誰に・何を・いつ届けるかをあらかじめ決めておく「販促シナリオ」です。

販促運用を効率化・自動化するためにも、まずはこの「誰に・何を・いつ届けるか」というルールを決めておくことが重要です。GMOおみせアプリでは、条件に応じたクーポンの自動発行やメッセージの自動配信など、一部の販促運用を自動化できます。

大切なのは、全員に同じ情報やクーポンを送ることではありません。お客さまの来店状況や関心に応じて、次の来店につながる情報やきっかけを届けることです。

今回は、飲食店・美容室・小売店・アパレル・宿泊施設などで活用できる販促シナリオと、店舗で取り組む際の設計のポイントをご紹介します。

目次

初回来店から再来店・継続利用までを見据えて販促シナリオを設計

販促シナリオは「誰に・何を・いつ」を決める。全員に同じ配信ではなく、お客さまに合わせて届ける。

店舗の販促を考えるうえで、まず重要なのが、初回来店したお客さまにもう一度来てもらうことです。新しいお客さまを獲得しても、1回来店しただけで終わってしまっては、継続的な売上にはつながりません。

そこで、初回来店時の施策だけで終わらせず、その後の再来店や継続利用まで見据えて販促を設計します。

例えば、初回来店したお客さまには、アプリを利用するきっかけをつくる。来店後には、次回利用につながる情報を届ける。繰り返し利用しているお客さまには、スタンプやポイント、限定情報などを通じて、また利用したくなるきっかけをつくります。

ただし、来店の頻度や目的は、お客さまによって異なります。全員を同じ順番で常連へと導くのではなく、それぞれの状況に合わせた働きかけを考えることが大切です。

GMOおみせアプリでは、プッシュ通知やクーポン、ポイント、スタンプなどの販促機能に加え、会員の属性や来店状況などを活用した顧客抽出・セグメント配信が可能です。こうした機能を組み合わせることで、店舗で設計した販促シナリオを運用しやすくなります。

ここからは、販促を考える際の5つの例をご紹介します。すべてを順番に実施する必要はありません。自店の課題に合うものから取り入れてみましょう。

シナリオ

初回来店時に、アプリを使う理由をつくる

初回来店時にアプリを使う理由をつくる。初回からお得さと便利さを体験してもらう。

最初のポイントは、アプリをダウンロードしてもらうだけで終わらせないことです。

例えば、初回来店時に次のような流れを用意します。

  1. アプリをダウンロードしてもらう
  2. ダウンロード特典をその場で利用してもらう
  3. 会計時にスタンプやポイントを付与する
  4. 次に受けられる特典や、貯まったスタンプの確認方法を案内する

初回からお得さや便利さを体験してもらい、次回もアプリを使う理由を伝えます。

特典を渡すだけでなく、「スタンプが貯まると、次の特典を利用できます」と案内すれば、次回来店の楽しみにもつながります。

GMOおみせアプリでは、インストール時の特典やスタンプ、ポイントなどを活用した施策が可能です。店舗では、案内するタイミングや付与方法も決めておくと、担当者が迷わず対応しやすくなります。

シナリオ

2回目の来店を促す内容を、状況に応じて変える

2回目の来店は状況に応じて出し分ける。全員に同じクーポンは送らない。

初回来店後の働きかけでは、全員に一律で割引クーポンを配る必要はありません。

例えば、初回来店から一定期間が経過し、まだ2回目の来店がないお客さまを対象にする場合、次のような施策が考えられます。

確認できる状況届ける内容の例
初回来店後、自店で決めた案内時期を迎えている新商品やおすすめメニューなど、次回利用の参考になる情報
スタンプやポイントが貯まり、特典の獲得が近づいている現在の保有状況や、特典までに必要な条件
自店で目安にしている再来店までの期間を過ぎている再来店のきっかけになる期限付きクーポン

対象を決めるときは、「来店しそう」「もう少し後押しが必要」といった感覚だけで判断せず、来店回数や最終来店日、スタンプ・ポイントの保有状況など、自店で確認できる情報を使います。

同じお客さまが複数の条件に当てはまる場合は、どの案内を優先するかも決めておきましょう。

値引きだけに頼らず、情報・ポイント・クーポンなどを使い分けることが、販促費用と再来店の両方を考えた設計につながります。

シナリオ

貯まっているスタンプやポイントで、あと1回の来店を後押しする

あと1回の来店を後押しする。「もう1回行こう」と思えるきっかけをつくる。

再来店を促すために、必ずしも新しい特典を用意する必要はありません。

例えば、来店ごとに1個のスタンプが貯まり、5個で特典を獲得できるカードなら、現在4個貯まっているお客さまに、「あと1回来店で特典を獲得できます」と案内する方法があります。

同じように、ポイント特典や会員ランクについても、達成までに必要な条件を知らせることで、次の利用を考えてもらうきっかけになります。

お客さまが、自分のスタンプ数やポイント残高をいつも覚えているとは限りません。すでに貯まっている分を思い出してもらうことも、再来店を促す働きかけの一つです。

GMOおみせアプリでは、スタンプやポイント、会員ランクなどを活用して継続利用を促す仕組みを設計できます。案内する際は、自店で設定している付与条件や特典の利用条件に合った表現にしましょう。

シナリオ

来店周期に合わせて、休眠防止・再来店につなげる

来店周期に合わせて案内する。予約済み・来店済みの人には送らない。

次の来店を考えやすい時期に情報を届けることも、販促シナリオの一つです。

ただし、そのタイミングは業種や利用目的によって異なります。美容室なら施術内容やメンテナンスの目安、小売店なら商品の買い替えや消費の周期、宿泊施設なら季節や旅行時期などが手がかりになります。

例えば美容室では、次のような流れが考えられます。

  1. 次回来店の目安が近づいたら、メンテナンス時期を知らせる
  2. その後も予約・来店がなければ、予約方法や空き状況を案内する
  3. さらに期間が空いた場合は、必要に応じて再来店特典を案内する

こうしたシナリオを設計する場合は、途中で予約・来店したお客さまに不要な案内を送らないよう、その後の案内の対象から外す条件も決めておきます。実際の配信方法や自動化できる範囲は、取得できるデータや利用する機能に合わせて設計しましょう。

また、休眠防止は常連のお客さまだけを対象にするものではありません。 初回来店後に間隔が空いたお客さまにも、継続利用していたものの来店が途絶えたお客さまにも、それぞれに合った働きかけが必要です。

一度に何度も案内を送らないよう、配信の間隔や回数も決めておくと運用しやすくなります。

シナリオ

常連のお客さまには、特別感のある体験も届ける

常連のお客さまには特別感を届ける。値引きだけでなく、体験価値を届ける。

繰り返し利用しているお客さまには、割引以外の価値を届けることも考えてみましょう。

例えば、次のような施策があります。

  • 新商品の先行案内
  • 会員限定イベントへの招待
  • 新メニューの先行予約
  • 上位会員限定の情報やサービス
  • 上位会員向けの誕生月特典

大切なのは、特典を豪華にすることだけではありません。お店をよく利用してくださるお客さまに、好みや関心に合った情報を届けることも、継続利用を考えるきっかけになります。

割引も選択肢に含めながら、そのお客さまが次も利用したいと思える理由は何かを考えて施策を選びましょう。

業種や利用目的に合わせて、届ける内容を変える

販促シナリオの基本は共通していても、再来店につながる情報や届けるタイミングは業種によって異なります。

業種お客さまの状況・タイミング届ける内容の例
飲食店初回来店後や新メニューの提供時期来店のお礼、おすすめメニュー、新メニューの案内
美容室・サロン次回メンテナンスの目安が近づく時期お手入れ情報、来店時期のお知らせ、予約案内
小売店購入後や商品の買い替え時期関連商品、使い方、買い替えの参考情報
アパレル購入後や季節の変わり目コーディネート情報、新作入荷、会員先行案内
宿泊施設宿泊後や次の旅行を検討する時期宿泊のお礼、季節の見どころ、リピーター向けプラン

これらは、全員に順番に送るための一覧ではありません。お客さまの状況と、自店で届けられる情報を照らし合わせて選ぶための例です。

POSや予約システムなどとデータを連携することで、購入履歴や予約情報を販促に活用する設計も考えられます。GMOおみせアプリでは、外部システムとのAPI連携にも対応しています。

連携先や利用できるデータによって実現できる施策は異なるため、まずは自店で取得できている情報を確認しましょう。

次回は、業種ごとに「誰に・何を・いつ届けるか」をさらに具体化し、販促シナリオの設計例をご紹介します。

販促シナリオは、まず1つ決めるところから始める

販促活動で負担になりやすいのは、毎回「何を配信するか」「誰に送るか」「特典を用意するか」をゼロから考えることです。

あらかじめ条件と内容を決めておけば、施策を検討する負担を減らし、継続して取り組みやすくなります。

最初から多くのシナリオを用意する必要はありません。まずは、自店で取り組みたい課題を1つ選び、次の項目を決めてみましょう。

決めること初回来店後の再来店を促す場合の例
誰に届けるか初回来店後、2回目の来店が確認できていないお客さま
何を届けるか次回利用の参考になる商品・メニュー情報
いつ届けるか自店の来店周期を踏まえて決めた時期
配信前に何を確認するかすでに再来店したお客さま、直近に同様の案内を送ったお客さま
配信後に何を確認するか配信後の再来店や特典利用など、取得できる範囲の結果

実施後は、結果を見ながら内容やタイミングを調整します。クーポンを使う場合は、再来店の件数だけでなく、値引き額や運用の負担も確認すると、続けやすい施策かを判断できます。

なお、販促シナリオを決めることと、すべての配信が自動で実行されることは同じではありません。

GMOおみせアプリでは、条件に応じたクーポンの自動発行やメッセージの自動配信など、販促運用を効率化できます。まずは「誰に・何を・いつ届けるか」を決め、そのうえで利用できる機能に合わせて、自動化する範囲を考えましょう。

新しいGMOおみせアプリの管理画面でも、属性や行動から対象会員を抽出し、そのまま配信につなげたり、繰り返し使う対象条件をセグメントグループとして管理したりすることができます。こうした機能を活用することで、毎回ゼロから対象者を探したり、条件を設定し直したりする負担を減らし、販促施策を繰り返し運用しやすくなります。

※利用できる機能や自動化できる範囲は、ご契約内容・機能構成によって異なります。

次の来店につながる販促を、無理なく続けられる仕組みに

人手不足の店舗では、配信や特典を増やすだけでは、現場の負担も増えてしまいます。

大切なのは、お客さまの状況に合わせて、誰に・何を・いつ届けるかを決め、継続して実施できる運用をつくることです。

まずは、初回来店後の案内や、特典獲得が近いお客さまへのお知らせなど、今あるデータと機能で取り組める施策から始めてみましょう。

GMOおみせアプリでは、プッシュ通知、クーポン、ポイント、スタンプ、会員ランク、顧客データなどを組み合わせ、お店に合わせた販促施策を設計できます。

また、カスタマーサクセスチームによる導入・活用支援もご用意しています。運用フローの構築やデータ分析、施策立案など、アプリの運用開始から活用までサポートしています。

自店のデータでどのような施策ができるのか、何から始めればよいのか。再来店につながる販促の設計・運用を検討されている方は、GMOおみせアプリにご相談ください。

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