WebサイトとWebアプリの違いは何?具体事例付き使い分けのポイント

WebサイトとWebアプリの違いは何?具体事例付き使い分けのポイント

2021年09月21日
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WebサイトとWebアプリの違いをご存じでしょうか。この2つは、一見すると類似性の高いものです。

そのため、どちらの開発を優先すべきか迷っている企業もあるでしょう。

そこでこの記事では、WebサイトとWebアプリの違いについて、機能や仕組みの観点からご説明します。

また、それぞれのメリットについても、提供者と利用者の対象者別にご紹介します。

違いをおさえることで、開発の目的に応じた使い分けが可能になるでしょう。

WebアプリとWebサイトの違いは機能の幅

WebサイトとWebアプリの違いは機能の幅です。

具体的には、Webサイトの機能が「閲覧のみ」であることに対し、Webアプリには以下のようなさまざまな機能があります。

  • コメントの書き込み
  • 商品の購入
  • アカウントのフォロー
  • データの加工

Webサイトは、閲覧して情報を集めることが目的として開発されるものであり、一方通行で静的な性質を持ちます。

一方でWebアプリは、提供する企業とユーザーの双方向のコミュニケ―ションを可能にする動的なものであることが特徴です。

たとえば、YouTubeやTwitter、Gmailなどはアプリに該当します。

Webアプリ・Webサイトの仕組み

WebアプリとWebサイトの仕組みにはどのような違いがあるのでしょうか。

情報ページを生成する方法について、それぞれの特徴を詳しく解説します。

Webサイトの仕組み

Webサイトは、HTML / CSSで記述されていることが特徴です。

ただし、WebアプリにはSEO上の都合から、URLに「.html」をつけているものもあります。

また、Webサイトでは、管理者が内容を更新しない限り、常にあらかじめ生成された同じ情報が表示されます。そして、そのユーザーから見えている範囲がWebサイトの情報のすべてです。「フロントエンド」と呼ばれるこの仕組みは単純で、昔ながらのWebサイトでよく見られます。

Webアプリの仕組み

Webアプリは、JavaScriptあるいはPHPなどのプログラミング言語を用いて、Webサーバと通信を行う仕組みで成り立っています。

フロントエンドからの情報や指示を「バックエンド」と呼ばれるWebサーバやデータベースで処理し、再びフロントエンドに反映させます。この仕組みから、Webアプリでは複雑なプロセスの実行が可能です。

そのため、Webアプリでは同じURLでもユーザーの操作に応じて、画面の表示が変わります。

ネイティブアプリとWebアプリの違いが気になる方は、こちらの記事もご覧ください。

【対象者別】Webサイトのメリット3つ

Webサイトのメリットには、以下の3つが挙げられます。

  • セキュリティーを維持できる
  • 低コストで開発できる
  • 通信速度が速い

以下、提供者側と利用者側それぞれの視点で詳しく解説します。

提供者側①セキュリティを維持できる

提供者側のメリットとして、高いセキュリティを維持できることが挙げられます。

Webサイトは前述の通り、あらかじめ生成された情報ページのみで成り立っています。構造として、一度公開されるとWebサーバやデータベースとのやりとりがありません。

そのため、サイバー攻撃の入口となるセキュリティホールの発生を抑えられます。時間が経過しても、公開当初の安全性が守られるのです。

提供者側②低コストで開発できる

提供者側のメリットとして、低コストで開発できることも挙げられます。これは、複雑な処理をするWebサーバが必要ないためです。シンプルな構造であるため、制作費自体が削減されます。

加えて、大規模なWebサーバの大半はレンタルされるものです。その分の経費がかからずに済むことも、コストの削減につながります。

なかには、「Firebase」や「Heroku」など、制限範囲内であれば無料で利用できるサーバもあります。

利用者側|通信速度が速い

Webサイトを利用する側のメリットとして、通信速度の速さが挙げられます。静的サイトは、既に作られたページをブラウザに送るだけで成り立っています。そのため、即座に情報の表示が可能です。

これに対して、Webアプリではアクセスを受けてからページを生成するため、通信速度が遅くなると言えます。

【対象者別】Webアプリのメリット3つ

Webアプリのメリットには、以下の3点が挙げられます。

  • 多機能ながらコストが低い
  • 簡単にアップデートできる
  • 手軽で負担が少ない

以下、提供者側と利用者側の視点から詳しく解説します。

提供者側①多機能ながらコストが低い

WEBアプリと似ているものに、ネイティブアプリがあります。ネイティブアプリとは端末にダウンロードして保存し、ブラウザを通さずに利用できるアプリです。ネイティブアプリは、それぞれの端末への柔軟な対応力が特長です。しかしその分、複雑なシステムをつくるための制作費用や期間が多くかかります。

Webアプリは、このネイティブアプリさながらの多機能さを備えている一方で、システムがそれほど複雑ではありません。そのため、ネイティブアプリよりも開発コストを抑えられる点がメリットです。

提供者側②簡単にアップデートできる

提供者側からすると、Webアプリはネイティブアプリと比べてアップデートしやすい点もメリットです。

ネイティブアプリは、アップデートのためにGoogleやAppleの審査を必要とします。一方、Webアプリは審査不要で自由にアップデートできます。

また、ネイティブアプリではアップデートを行うかどうかはユーザーの判断に委ねられることが通常です。それに対して、Webアプリではサーバ上で一元管理・更新ができるため、企業側の一存で一斉にアップデートが行えます。

利用者側|手軽で負担が少ない

手軽で少ない負担が、利用者側のメリットとして挙げられます。

具体的には、Webアプリはダウンロードが不要であるため、端末のデータ容量を節約できます。また、Webアプリはユーザー側の要求をバックエンドで処理する構成のため、通信データの容量もネイティブアプリに比べて節約できます。

加えて、頻繁に利用するページはブックマーク機能を使うことでスムーズに開けるため、日常的な利用にも手間がかかりません。

まとめ

WebサイトとWebアプリの違いは、その機能の幅にあります。Webサイトは情報を閲覧する目的でつくられるものであり、フロントエンドのみで構成されています。

それに対して、Webアプリではユーザーからの要求をバックエンドで処理し、フロントエンドに反映させることで複雑なプロセスの実行が可能です。

開発の際には、それぞれのメリットを理解し、目的に応じて使い分けることが重要です。

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この記事の著者:GMOデジタルラボ運営デスク

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